趣旨と目的

大学や研究機関、企業の研究所では科学技術の「種」が生まれていますが、実用化に向けて芽を出すまでに大変な努力を要します。リバネスならびにパートナー企業によって開催する「テックプランター」は、これを発掘し、ビジネスまで芽吹かせるプランターとしての役割を担うことを目的としたプログラムです。「第4回バイオテックグランプリ」は、リアルテック領域(バイオ、ヘルスケア、医療、創薬、医療機器、研究ツール等)の技術シーズと起業家の発掘育成を目的としたビジネスプランコンテストです。

対象

リアルテック領域(ものづくり、ロボティクス、モビリティ、IoT、人工知能、素材、バイオ、医療、ヘルスケア、食、農業、海洋開発、資源、環境、エネルギーなど)の技術シーズをもとに世界を変えたい、世の中をよくしたいという構想を持ち、創業あるいは新事業展開の意志がある方
※個人、チームどちらでの参加もOK。法人に設立前もOK。既に法人になっている場合でも設立年数の制限なし。

募集期間

2017年3月1日〜2017年7月14日

応募方法

ウェブサイト( https://techplanter.com/entry/ )にてメンバー登録のうえ、webフォームへの記入を行なって応募してください。

審査基準

リバネスおよびダイヤモンドパートナー企業によって構成される審査員により、以下の各項目により審査します。
1. 新規性 2. 実現可能性 3. 世界を変えそうか 4. パッション

表彰

最優秀賞
(賞金30万円+事業投資500万円を受ける権利)1件

企業賞
(賞金20万円)10件程度を予定

主催

株式会社リバネス

応募からの流れ

3月1日(水)エントリー開始

リバネスおよびパートナー企業、エントリーチーム(エントリー先着順にて定員に達し次第〆切)が集まり、交流を行います。互いに事業相談および連携先開拓を行うことが可能です。なお、当日の参加有無や内容は審査には関係しません。

7月1日(土)キックオフ

ウェブサイト( https://techplanter.com/entry/ )にてメンバー登録のうえ、webフォームへの記入を行なって応募してください。

7月14日(金)1次選考:書類審査

リバネスおよびダイヤモンドパートナー企業によって構成される審査員により、書類審査を行います。チーム、技術、パッション、将来構想などについての情報をwebフォームおよび動画にて提出していただきます。申請者全員に、審査結果をお知らせするとともに、応募内容に対するフィードバックを行います。また、プレゼンテーション審査に向けた個別面談(オンラインも可)を希望者に対して実施します。

8月上旬 ファイナリスト決定

書類審査を通過した希望者に対し、最終選考会に向けたプレゼンテーションのブラッシュアップを目的とした面談を実施します。また、ダイヤモンドパートナーとの事業相談や連携先開拓を目的とした面談を設定可能です。

9月 テックプランデモデー(最終選考会)

リバネスおよびダイヤモンドパートナー企業のエグゼクティブが審査員つとめ、7分間のプレゼンテーションおよび質疑応答を行います。最終選考会はセミクローズドにて開催し、出場者およびパートナー企業のみが参加します。審査終了後、表彰式を行います。

9月16日(土)バイオテックグランプリ

バイオ、ヘルスケア、医療、創薬、医療機器、研究ツールなどを主な対象としたファイナリスト12チームについてプレゼンテーション審査を実施します。

昨年の様子

キックオフイベント
第3回バイオテックグランプリ 表彰式

グランプリ概要

グランプリ名 第4回バイオテックグランプリ
場 所 サントリー 研修センター 夢たまご
〒211-0067 神奈川県川崎市中原区今井上町13-1
開催日時 2017年9月16日(土)13:00-19:00 (懇親会 19:10-20:30)
参加対象 クローズド・事前登録制にて開催(ファイナリスト、ライトニングトーク参加者、ダイヤモンドパートナー、経営支援パートナー、スポットパートナー、アカデミアの研究者、学生)

スポットパートナー

当日のタイムライン

12:30〜13:00 開場
13:00〜13:30 主催者あいさつ
13:30〜14:30 最終選考プレゼン(Presenter①〜④)
14:30〜14:40 休憩
14:40〜15:40 最終選考プレゼン(Presenter⑤〜⑧)
15:40〜15:50 休憩
15:50〜16:50 最終選考プレゼン(Presenter⑨〜⑫)
16:50〜17:50 審査時間・ライトニングトーク
17:50〜19:00 審査結果発表および表彰式
19:10〜20:30 懇親会

審査員

株式会社リバネス
取締役副社長 CTO
井上 浄

リバネス創業メンバーのひとりであり、大学院在学中に理工系大学生・大学院生のみでリバネスを設立。博士課程を修了後、北里大学理学部生物科学科助教および講師、京都大学大学院医学研究科助教を経て、2015年8月1日より慶應義塾大学特任准教授に就任・兼務。研究開発を行いながら、大学・研究機関との共同研究事業の立ち上げや研究所設立の支援等を担っている。

日本たばこ産業株式会社
経営企画部 課長
中原 拓

日本たばこ産業株式会社経営企画部課長。長浜バイオ大学で助手・助教、北海道大学で特任助教として勤務後、米国のグライコミクス技術スタートアップでDirector Bioinformaticsとして勤務。2015年よりJT経営企画部で勤務。北海道大学より博士(理学)取得。Rutgers Business SchoolよりMBA取得。

ヤンマー株式会社
中央研究所 バイオイノベーションセンター 倉敷ラボ 所長
小西 充洋

2008年博士号「博士(農学)」取得。専門は植物機能の非破壊計測。同年ヤンマー株式会社入社。水産増養殖の研究所マリンファーム(大分県国東市)にて、二枚貝養殖、植物プランクトンの生産に関する研究開発を行った。その後、施設園芸・土づくりソリューションの企画・開発に携わり、バイオイノベーションセンターの立ち上げ、同倉敷ラボの建設を行った(2016年8月26日竣工)。2017年4月より現職。

大日本印刷株式会社
常務執行役員
杉本 登志樹

1979年京都大学工学部卒、大日本印刷入社。生産技術研究所で制御技術の開発に従事した後、1998年DNPグラフィカ宇都宮工場を竣工し、取締役工場長、2002年ICカード製造のテータテクノ社長、2009年研究開発センター長を経て、2010年執行役員に就任。2014年常務執行役員として現在、研究開発・事業化推進本部、研究開発センター、MEMSセンター、知的財産本部及びABセンター第3本部(ライフサイエンス)及び同センターICT事業開発本部を担当。

三井化学株式会社
研究開発本部 高分子材料研究所
理事・所長
岡部 雅行

大阪人。京都大学工学部を卒業後、1985年に三井石油化学(株)(現三井化学(株))に入社。高分子材料の構造設計から、研究マネジメント、新製品事業化、国内事業、アメリカ輸入事業を経験した後、2010年に同社ブラジルオフィス初代社長として新会社設立に従事、2015年より高分子材料研究所長に就任。新素材の発明から事業化、経営までの一気通貫の経験を持つ。

日本ユニシス株式会社
総合技術研究所長 CTO
羽田 昭裕

1984年日本ユニバック(現日本ユニシス)入社。研究開発部門に所属し、シミュレーションや需要予測などの領域における新たな技術の研究やシステムの実用化に従事。その後、製造業や金融機関を中心とする企業システムのITコンサルトとして活動。2007年から研究開発を担当。最近の著作は、『ENIAC 現代計算技術のフロンティア』(2016、共訳、共立出版)。

オムロン株式会社
技術・知財本部
ビジネスクリエーション室 室長
山崎 竜二

オムロン一筋、30年。新卒で入社後、ソフトウェア技術者として券売機、ATM、温度調節器など数多くの商品の基本設計に従事。自ら起案した音声認識技術開発を手がけ、チームを一から立ち上げた。2001年からヨーロッパに9年間駐在。欧州では、事業企画、営業、業務提携、ジョイントベンチャーなど幅広い業務を経験。2010年に帰国後は、ファクトリーオートメーション分野で商品開発部長、技術本部で技術開発センター長を歴任。ビジネスと技術の2つのキャリアを活かして、2017年4月から現職。

サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社
研究部 上席研究員
安田 隆

愛知県出身。食品工業化学科卒。1985年サントリー株式会社入社。酒類における効率的発酵制御を担当したのち、機能性食品素材の研究・開発から、健康食品の開発・マーケティングを担当。2014年より現職。機能性食品素材開発のための基盤研究及び素材開発を担当。

株式会社吉野家ホールディングス
執行役員兼素材開発部長
辻 智子

1979年4月味の素株式会社 入社。1999年5月 株式会社ファンケル 入社、2007年6月より取締役執行役員・総合研究所長 兼株式会社品質安全研究センター代表取締役。2008年7月 日本水産株式会社 顧問。2009年3月 日本水産株式会社 顧問、生活機能科学研究所所長。2015年5月より現職。

江崎グリコ株式会社
代表取締役 専務執行役員
江崎 悦朗

平成16年4月 江崎グリコ株式会社入社
平成20年6月 執行役員コミュニケーション本部長兼事業統括本部副本部長、取締役就任
平成21年10月 マーケティング部長
平成22年4月 取締役常務執行役員就任
平成24年1月 マーケティング本部長(現任)
平成24年4月 取締役専務執行役員就任
平成28年6月 代表取締役専務執行役員就任(現任)

新日鉄住金エンジニアリング株式会社
執行役員 事業創出センター所長
鈴木 隆

1987年、新日本製鐵株式会社に入社。エンジニアリング事業本部において地域冷暖房プラント等のEPC(設計・調達・工事)プロジェクトを担当。2003年からサハリン島でのパイプラインプロジェクトに参画。2008年より経営企画、バイオマス事業推進等を経て、2015年4月より執行役員事業開発企画部長、2016年4月より現職。

ロート製薬株式会社
基礎研究開発部長 開発企画室長(兼務)
本間 陽一

1992年ロート製薬株式会社入社、検査薬事業部、医薬品研究部、研究開発開発本部を経て2017年より現職。1995年より京都府立医科大学眼科学教室へ2年半出向し、眼科領域の基礎研究に従事。専門は、眼科ならびに皮膚領域の基礎研究。

武田薬品工業株式会社
再生医療ユニット オペレーション&プロジェクト推進室 室長
楠本 啓司

1987年大阪大学大学院生物物理分野修了。同年武田薬品工業株式会社中央研究所入社。2000年創薬研究所主席研究員、2009年代謝疾患創薬ユニットDMSOリーダー、2016年医薬研究本部再生医療ユニット主席部員、2017年より現職。理学博士。

最終選考会出場チーム

SHED-CM事業化プロジェクト
【代表】 山本 朗仁
乳歯歯髄幹細胞(SHED)の培養上清(CM)の
製剤化による細胞移植を伴わない再生医療の実現

我々は、ヒト乳歯歯髄幹細胞の無血清培養上清の投与のみで、糖尿病、脳梗塞、心筋梗塞、脊髄損傷、アルツハイマー病などを劇的に改善させる技術を開発した。従来の概念を覆し、細胞移植を伴わない新規再生医療技術の確立を目指す。

ライトタッチテクノロジー株式会社
【代表】 山川 考一
採血が不要、非侵襲血糖値センサーの実用化に挑戦

光を使って採血なしに血糖値を測定する技術開発は、これまで20 年以上にわたる研究開発が行われてきたが、現在に至ってもまだ実用化されていない。最先端レーザーをコア技術としたライトタッチテクノロジー株式会社を設立し、病院から一般家庭まで広く普及できる小型の非侵襲血糖値センサーの事業展開を進め、糖尿病患者のQOL 向上、健常者の予防意識を高めて糖尿病人口増加の抑制を目指す。

NUProtein株式会社
【代表】 南 賢尚
早い、安い、バイオ医薬品・タンパク質の大量合成

無細胞タンパク質合成技術を用いて、プロセス期間1/30、コスト1/10 でタンパク質を製造。

株式会社メトセラ
【代表】 野上 健一/岩宮 貴紘
心不全向けの細胞医薬品の開発

メトセラは、線維芽細胞と呼ばれる細胞の研究開発と心不全の治療法の創出に取り組んでいる。心機能を高める特別な線維芽細胞を用いて、安全で効果の高い治療法を心不全患者に届けることを目標としている。

シンクサイト株式会社
【代表】 勝田 和一郎
機械学習駆動型 細胞分析システム

大量のシングルセルの表現型(形態)情報を、新規のイメージング技術と機械学習技術を用いて高速に解析するシステムを開発。

株式会社CurioTech
【代表】 松浦 康之
舌運動計測機器を使った
口腔リハビリテーションによる健康寿命の延伸

高齢者の生活の質は「食べる能力」と強く相関するが、食べるために最も重要な舌の運動機能を手軽に検査する方法は確立されていない。我々は、誰でも簡単に使える客観的な舌運動機能計測機器とリハビリ手法を開発することで、健康寿命の延伸に貢献する。

Akita Lipid Technologies 合同会社
【代表】 中西 広樹
脂質の質をコントロールすることで
健康社会を実現する

多くの食品・製品に含まれている、天然資源の脂質成分を正確に理解しコントロールすることで、より健康に良く、質の高い商品を作ることができる。世界最先端の脂質測定技術をもとに、ダイヤの原石となる脂質を発掘、利活用し、健康社会を実現する。

サーズ・フォード
【代表】 渡辺 康介
独自の金属基板によるバイオセンサーの普及

我々はバイオセンサーの研究から、表面増強ラマン分光(SERS) 法に用いることができる独自の貴金属ナノ構造体基板を開発した。 既存のポータブルラマン装置と組み合わせることで、場所を問わず使用でき高感度かつ簡易な検査が提案可能である。

BioARC
【代表】 吉田 靖弘
生体接着・粘着材料リン酸化プルランを
キーマテリアルとした体内埋植型医療製品の実用化

リン酸化プルランは濡れた硬組織にも接着する体内埋植可能な世界初の吸収性材料。北海道大学・岡山大学が開発した。歯科材料、人工骨、フィルム製剤、再生医療用材料など様々な医療製品の高機能化を実現する。滅菌やエンドトキシン除去も容易で製造コスト削減に貢献する。

ヒト化マウス研究所
【代表】 刈谷 龍昇
超免疫不全マウスが創薬研究を加速させる

独自で開発した超免疫不全マウスに患者由来腫瘍組織を移植することで、がん患者の病態を忠実に再現したヒト化マウスを作製可能。様々な腫瘍のヒト化マウスを作製し、バンク化することで、創薬におけるプラットフォームの構築を目指す。

セルナ(CellRNA)
【代表】 齊藤 博英
RNAによる細胞の自在な分化、
選別法の確立と事業化

マイクロRNA (miRNA)の活性は細胞毎に異なり、細胞を見分ける目印となる。我々は、miRNA 活性に応じて細胞を生きたまま自在に選別できる「RNA スイッチ」を開発した。iPS 細胞から分化した心筋細胞、神経細胞など目的の細胞だけを高い精度で選別できるというスイッチの特徴を活かし、製品化のため調製が困難な細胞を安全かつ簡便に取得し、次世代の移植医療や創薬に貢献する。

Quadlytics Inc.
【代表】 小林 紀方
ウェアラブル機器で
てんかん発作を予知する

従来は診断や発症予測に脳波や血液検査などの専門的な検査が必要であった病気や症状を、ウェアラブルデバイスから簡単に得られた情報を使って診断・予知可能な技術を実用化して、早期スクリーニングが著効する疾患や根治困難な疾患により苦しむ患者を世の中からなくす。

ライトニングトーク、受賞企業

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