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これからは肉を培養液の中で作る時代だ!第2回アグリサイエンスグランプリ最終選考会速報!

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農林水産分野の第2回アグリサイエンスグランプリ

2015年10月3日(土)に、日本橋ライフサイエンスビルディングで最終選考会を実施しました。最終選考会では、企業賞8つと最優秀賞1つ、特別賞1つが決定しました。
第2回アグリサイエンスグランプリ

最優秀賞:Shojin Meat Project 羽生雄毅
テーマ名:細胞培養による食糧生産へ

本事業では細胞培養による食肉生産、”in vitro meat”の実現を目指しています。従来の細胞培養は実験室規模に留まり、再生医療や食肉生産のスケールでは非現実的な価格になります。そこで、醸造業等で出る菌類残物を酵素処理した低コスト細胞培養液と、細胞を臓器単位でまとめて培養する環流式臓器育成器を組み合わせ、培養コストを10000分の1に低減させることを目指します。将来的には再生医療、贅沢食品、サプリ、ベジタリアン向け食品、一般食品へと展開し、世界的な食糧問題の解決に寄与します。

審査員長からのコメント

丸:上位3チームは変わらない状態でした。プレゼンテーションの中で、どんな未来を作るか、人工肉をつくるということのみならず、サイエンスとテクノロジーを一般の人たちに伝えていかなければいけないということや消費者に受け入れられるのかというところなどの長期的な課題に対してアプローチをかけようとしている点が評価されました。また、リバネスの創業は出前実験教室から始めているが、そういったところとなにか重なるものがあって感動しました。培養技術というところは、農業だけでなく、応用範囲の広さもありますので、そういうところも解決すると面白くなると考えています。そして、ザ・日本の理系研究者ですよね。もちろん全力で支援しますので、絶対に諦めないで世界を変えて欲しいと思います。本当におめでとうございます。

受賞チームからのコメント

羽生:本当にびっくりしています。わたしは昔からSF好きで、どうにかしてワープエンジンや培養食肉をやりたいと思っていました。培養食肉は今やれば旬じゃないかとおもったのがキッカケです。東京大学の近くにある研究者のたまり場でそういう話をしていたら、川島との出会いがあり、始まったプロジェクトです。最優秀賞を取った勢いをそのままに、法人登録をして突っ走っていこうと思います。今後ともよろしくお願いします。

川島:ドッキリ?だと思っています。今日は自分たちのプロジェクトの話を聞いてもらって、日本にもこういうひとがいると認知してもらえればいいと思っていた。私は、肉を食べたいというのが第一のモチベーションです。キッカケは研究室で細胞を培養していたら、これ食べれるんじゃないかとおもったのが最初です。その後、たまたま羽生くんと出会ったのがキッカケてプロジェクト化しまいた。ちょっとずつ努力して、プロジェクトを続けていきたいです。

企業賞

?野家賞(2チーム受賞)

マリンナノファイバー 伊福伸介
カニ殻由来の新素材「キチンナノファイバー」を活用した新規な地域産業の創出
海洋有用微生物 今田千秋
天然由来酵素阻害剤による生鮮食品の変色防止

オムロン賞

Kisvin Science株式会社 西岡一洋
植物生理生態学に基づいたワインブドウ栽培支援IoT

三菱ガス化学賞

バイオサーモメーター 濱田奈保子
品質可視化ツールを用いた食品の適正流通システムの 実現とフードロス削減

ロート賞

Shojin Meat Project 羽生雄毅
細胞培養による食糧生産へ化

ユーグレナ賞

微生物触媒工学 原富次郎
微生物触媒によるあたらしい農薬

森下仁丹賞

微生物触媒工学 原富次郎
微生物触媒によるあたらしい農薬

JT賞

Kisvin Science株式会社 西岡一洋
植物生理生態学に基づいたワインブドウ栽培支援IoT

日本ユニシス賞

株式会社ファームシップ 安田瑞希
農業データサイエンスを基盤とした植物工場技術と グローバル農産物流通システムの確立

特別枠:TOKYO HARVEST賞

Fabmobi/島風技研 嘉数正人
一輪運搬車のEV化キット「E-cat Kit」および ロボットプラットフォームの構築

以上になります。

また、詳細レポートは後日シェアいたします。

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