MED TECH
創薬、医療機器、再生医療、ヘルスケア、研究ツール等の
メドテック領域の起業家・研究者の技術と想いを共に社会実装します
メドテックグランプリKOBE2023
社会の課題解決に立ち向かう創薬、医療機器、再生医療、ヘルスケア、研究ツール等の
メドテック領域の起業家・研究者の技術と想いを共に社会実装します
NEWS
ニュース
ABOUT
開催概要
- 趣旨
- 大学や研究機関、企業の研究所では科学技術の「種」が生まれていますが、実用化に向けて芽を出すまでに大変な努力を要します。リバネスならびにパートナー企業によって開催する「テックプランター」は、これを発掘し、ビジネスまで芽吹かせるプランターとしての役割を担うことを目的としたエコシステムです。「メドテックグランプリKOBE」は、リアルテック領域(創薬、医療機器、再生医療、ヘルスケア、研究ツール等)の技術シーズと起業家の発掘育成を目的としたプログラムです。
- 対象
-
- リアルテック領域の技術シーズをもとに世界を変えたい、世の中をよくしたいという構想を持ち、創業あるいは新事業展開の意志がある方
- 個人、チームどちらでの参加もOK。法人設立前もOK。
- 既に法人になっている場合でも設立年数の制限なし。量産やPMF成立が近い方でもパートナー企業連携などを構想している方はOK。
- 募集テーマ
- 新しい予防・診断・治療
- 募集期間
- 2023年3月1日(水)~2023年7月7日(金)
- 審査基準
-
リバネスおよびパートナー企業によって構成される審査員により、以下の各項目により審査します。
- 01新規性
- 02実現可能性
- 03海外への展開力
- 04世界を変えそうか
- 05パッション
- 表彰
- 最優秀賞:(賞金30万円+事業投資500万円を受ける権利)1件
企業賞:(賞金20万円)10件程度を予定
SCHEDULE
スケジュール
- 3/1[WED]
-
エントリー開始
こちらからメンバー登録のうえ、webフォームへの記入を行なって応募してください。
また、エントリーへの決意を促し、書類作成のコツを教える説明会を大学単位、個別に開催しています。お気軽にお問い合わせください。
- 6/17[SAT]
-
キックオフ
リバネスおよびパートナー企業、エントリーチームが集まり、交流を行います。
互いに事業相談および連携先開拓を行うことが可能です。なお、当日の参加有無や内容は審査には関係しません。
- 7/10[MON]
-
1次選考:書類審査
リバネスおよびパートナー企業によって構成される審査員により、書類審査を行います。
チーム、技術、パッション、将来構想などについての情報をwebフォームおよび動画にて提出していただきます。
申請者全員に、審査結果をお知らせするとともに、応募内容に対するフィードバックを行います。
また、プレゼンテーション審査に向けた個別面談(オンラインも可)を希望者に対して実施します。
- 8月上旬
-
ファイナリスト決定
書類審査を通過した希望者に対し、最終選考会に向けたプレゼンテーションのブラッシュアップを目的とした面談を実施します。
また、パートナー企業との事業相談や連携先開拓を目的とした面談を設定可能です。
- 10/7[SAT]
-
メドテックグランプリKOBE
書類審査を通過したファイナリスト12チームについてプレゼンテーション審査を実施します。
- 10月~
-
マッチング支援期間
デモデー終了後も継続してベンチャーとリバネスの連絡窓口はオープンにしており、事業化に向けたディスカッションが可能です。
法人化するところから、試作開発、資金調達、研究開発などの幅広い立ち上げ期の課題に対応しています。
また、ベンチャーとパートナー企業の協業マッチングも盛んになり、事業開発の支援を行っています。
PARTNER
パートナー企業
ASSET
アセット
- ASSET01リバネスコミュニケーター
- ASSET02パートナー企業
- ASSET03プロフェッショナルサポーター
- ASSET04スーパーファクトリーグループ
SUPPORT
支援内容
- SUPPORT01起業の目的やビジョンの整理
- SUPPORT02プレゼンのブラッシュアップ
- SUPPORT03事業会社連携機会の提供
- SUPPORT04研究開発・試作開発の支援
- SUPPORT05知識戦略・知財戦略の支援
- SUPPORT06ファイナンス
DEMO DAY
グランプリ概要
- グランプリ名
- メドテックグランプリKOBE2023
- 場所
- 神戸大学統合研究拠点コンベンションホール
- 開催日時
- 2023年10月7日(土)13:00-19:10
- 募集期間
- 2023年3月1日(水)~2023年7月7日(金)
- 参加対象
- クローズド・事前登録制にて開催(ファイナリスト、パートナー企業、プロフェッショナルサポーター、スーパーファクトリーグループ)
- 主催
- 神戸市、公益財団法人神戸医療産業都市推進機構、株式会社リバネス
- タイムライン
-
- 12:30~13:00
- 開場
- 13:00~13:30
- 主催者あいさつ
- 13:30~17:00
- プレゼンテーション(Presenter①~⑫)
- 17:00~18:00
- 審査時間
- 18:00~19:10
- 審査結果発表および表彰式
JUDGE
審査員
-
-
審査員長 株式会社リバネスキャピタル 取締役花井 陳雄
- 1976年協和発酵工業入社後、抗体医薬の研究開発における第一人者として活躍。2003年には、自らが開発した抗体医薬関連の技術導出のため、米国BioWa社を設立、社長に就任して会社運営を担った。協和発酵キリン発足後は開発本部長として数多くの製品開発を指揮、2012年に代表取締役社長に就任し、自身が創製・開発に関わった各製品の上市を果たすとともに、国内外大手製薬企業との提携や英国でのM&Aも実現。2018年代表取締役会長、2019年取締役会長に就任、2020年3月に退任し、同年5月よりリバネスキャピタル取締役に就任。
-
審査員長
-
-
公益財団法人神戸医療産業都市推進機構 クラスター推進センター長井本 昌克
- 厚生省(現:厚生労働省)入省後、各種医薬品基準の改定、医療機器の審査・安全対策、医薬品の審査、薬価制度、医学系指針の改定・臨床研究法の制定のほか医薬品・医療機器等の臨床開発制度を中心とした研究開発振興業務を厚生労働省、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)及び独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)において担当。PMDA執行役員(次世代評価手法推進・医療情報活用等部門担当)を経て現職。
-
-
-
東京大学 副理事山本 貴史
東京大学エクステンション株式会社 代表取締役社長
神戸医療産業都市スタートアップサポーター - 中央大学卒。株式会社リクルートにて産学連携による技術移転スキームを提案、本格事業化。2000年、リクルート退社後、先端科学技術インキュベーションセンター(現株式会社東京大学TLO)代表取締役社長就任。2018年から国立大学法人東京大学 副理事兼務、2020年東京大学エクステンション株式会社 代表取締役社長兼務。2023年、東大TLO代表取締役社長退任、顧問に就任。国立研究開発法人理化学研究所 副理事、株式会社理研鼎業 取締役兼務。
-
-
-
エーザイ株式会社 上席執行役員 DHBLオフィス アカデミア・インダストリーオフィサー木村 禎治
- 1987年エーザイ株式会社入社。化学系研究者として複数の中枢神経系創薬プロジェクトに携わる。2010年からは中枢神経疾患研究を行うグローバル4拠点における創薬活動を統括し、アルツハイマー病疾患修飾型薬剤や不眠病治療薬などの創出に貢献してきた。2022年から現職。プレシジョンメディシン具現化のための診断薬企業との提携、デジタル治療を含む創薬パイプライン充実を指向した外部知の取り組みを進めている。
-
-
-
カイオム・バイオサイエンス株式会社 取締役経営企画室長美女平 在彦
- 大学在学中に株式会社産業育成研究所に入社、主に製造業の経営コンサルティング活動に従事する。その後、ファイザー株式会社の医薬部門、大鵬薬品株式会社の経理・海外事業部門と製薬会社で約10年間、営業・事業計画立案・FP&A等の多岐に渡る業務に従事。2013年にカイオム・バイオサイエンスへ参画。経営企画部長、執行役員コーポレート本部長を経て、2017年より現任。
-
-
-
キリンホールディングス株式会社 ヘルスサイエンス事業部 主幹生嶋 茂仁
- 2004年 キリンビール株式会社(現・キリンホールディングス株式会社)入社。博士(農学)。発酵・バイオテクノロジーを根幹に、社会課題の解決に取り組む。人生100年時代と言われる中、特に人々の健康に貢献するため、免疫や腸内環境、物質生産に関する技術に関心を持つ。
-
-
-
シスメックス株式会社 取締役 常務執行役員 CTO吉田 智一
- 1995年岡山大学大学院修了、薬学博士を取得後、国立研究機関、製薬企業にて循環器領域の研究や中枢性疾患、がん領域の創薬研究に従事。2000年シスメックスへ入社、がん、慢性疾患、中枢性疾患の診断原理・実用化の研究開発や米国医療機関での臨床研究、(株)メディカロイドの取締役として医療ロボットの開発、市場導入に携わる。2021年取締役 常務執行役員に就任し、2023年より現職。
-
-
-
大正製薬株式会社 フロンティア・リサーチ・センター センター長西本 伸一
- 1997年大正製薬株式会社入社。医薬研究部門にて新規標的探索、評価系作製、薬理評価等の創薬研究に従事し、プロジェクトリーダーやマネージャー等を務める。2019年に新設されたフロンティア・リサーチ・センターに移り、ヘルスケア・創薬領域における新規事業創出を目指したスタートアップ投資・協業等の活動を開始。2022年4月より副センター長、2023年10月より現職。
-
-
-
大日本印刷株式会社菖蒲 弘人
研究開発・事業化推進センター 事業開発本部 食とヘルスケア事業開発ユニット 開発第一部 副部長 - 2002年東京理科大学理学部卒、東京医科歯科大学にてバイオマテリアルの研究に従事し、博士号取得。2008年大日本印刷に入社。入社以来、再生医療関連の技術開発に従事している。東京医科歯科大学及び大阪大学との共同開発実施を経て、2022年より現職、再生医療関連の事業化を推進している。再生医療イノベーションフォーラム、サポーティングインダストリー委員会副委員長、再生医療学会、広報委員会委員などの社外委員を兼任。
-
-
-
Meiji Seika ファルマ株式会社 研究開発本部 開発プロジェクト統括部長渡辺 勇太
- 約30年以上に渡り、グローバルな医薬品の研究開発に従事し、様々な最先端の医療用医薬品開発をリードしてきた。また、新規事業部門長も担当し、ディープテックからデジタルを含む新たなヘルスケアソリューション創出やVC活動を牽引。イノベーション創出とアントレプレナーシップ醸成のため、プロボノ活動や講師活動等を通じて人材開発やスタートアップ・VCとの協働を推進中。2022年より現職にて新たな医薬品開発を統括する。
-
-
-
株式会社ユーグレナ ヒト科学研究所 所長中島 綾香
- 株式会社ユーグレナにおいて、ユーグレナを食品として摂取した際、また化粧品として活用した際の機能性を研究する部門を立ち上げ、従事。合わせて、ユーグレナ等を起点とした新素材開発も管掌し、素材として未知だったユーグレナの価値や可能性を今なお探求し続けている。研究のかたわら、事業構想修士を取得し、研究成果を健康行動変容や事業につなげるべく幅広い活動に携わっている。博士(食物栄養学)。
-
-
-
ロート製薬株式会社 検査薬・機器開発部 部長石井 強
- 大阪大学薬学部卒、同大学院修士課程終了後、1997年にロート製薬に入社し研究開発本部に配属。主に皮膚老化に関する基礎研究に従事し、機能性化粧品の開発に携わる。2013年から同社再生医療研究企画部にて再生医療等製品の開発に従事。主に脂肪由来間葉系細胞の機能解析等の基礎研究をマネジメント。2017年から同社リサーチビレッジ京都にて皮膚科、眼科、再生医療領域の基礎研究を推進。2023年から現職にて検査薬・医療機器の研究開発に従事。
-
FINALIST
ファイナリスト
-
- 株式会社Arktus Therapeutics
- 【代表】大岩 智大
iPS細胞由来の細胞製人工膝関節の研究開発
iPS細胞由来の人工膝関節の開発を行い、膝関節疾患に対する新たな医療を実現する。既存の金属製人工膝関節は60歳以下の患者や積極的に運動を継続したい患者には適さず、こうした患者が重症化した場合の新規の治療選択肢を提供する。 -
Taisho FRC賞
- 株式会社CollaWind
- 【代表】泉 健次
歯ぐきの傷を早期に治すコラーゲンシートの提供
ヒト歯ぐきの組織を模した波状構造を付与した魚由来コラーゲンシートを開発した。この新規材料のニーズのある(1)研究開発分野(大学研究室、企業、動物向け)(2)美容分野(3)医療分野への供給ビジネスを確立する。 -
シスメックス賞
- 株式会社MEDEMIL
- 【代表】西村 太雅
眼から脳を診て自動車事故防止・疾患早期発見を実現
眼は脳や身体の状態を如実に映すことが知られる。我々は被験者の眼球運動関連データをAI解析して、自動車運転能力ならびに疾患情報を推定する技術を確立した。社会問題である高齢者の自動車事故の防止や、疾患の早期発見を目標とする。 -
- 株式会社 抗体医学研究所
- 【代表】横崎 恭之
育てた抗体を抱き死の谷へ降る -肺線維症への挑戦-
大学研究室で想起から20年、インテグリン中和抗体を作出することができ線維症への薬効薬理を確認した。医薬化を進め、まだない線維化停止/回復薬を患者さんに届ける。アカデミア創薬は死の谷を渡ると示したい。 -
- 株式会社インファーマシア
- 【代表】井上 誠
”はたらく脂肪”で老いても健康な社会を実現する
皮下注射することで皮下脂肪を“はたらく脂肪“―加齢疾患の治療・予防ができる体内組織―へと変えることができる超安全な遺伝子治療技術によって、老いても病気のない世界をつくる。 -
エーザイ賞
- リジェネフォーティー株式会社
- 【代表】中西 徹
新規神経幹細胞培養上清による脊髄損傷の治療
独自の再生医療技術で作り出した神経幹細胞NEcST培養上清を用いて脊髄損傷患者を治療し運動能力を回復させて社会復帰を実現する。またこの細胞の培養上清を脊髄損傷や脊髄梗塞で歩行不能になったペット動物の治療にも応用する。 -
- 株式会社スディックスバイオテック
- 【代表】隅田 泰生
抗糖鎖抗体を用いた癌の新規治療法の開発
腫瘍マーカーとなる癌細胞表層の特異性の高い糖鎖に対する抗体は製造しにくいが、我々は糖鎖ナノテクにより肝臓癌や血液癌細胞の抗糖鎖一本鎖抗体の製造法を確立し、それら抗体を組込んだ癌の光線力学療法や細胞免疫療法を開発している。 -
リアルテックファンド賞
- キラーT
- 【代表】中面 哲也
がん根絶を目指したがんmRNAワクチンの開発
我々はすべてのがんをカバーする5種類の膜蛋白共通がん抗原を同定した。それらを混ぜたあらゆるがん患者に適応するがんmRNAワクチンを開発して、がん患者の手術後の再発を防ぎ、すべてのがん患者が長生きできる時代を実現する。 -
最優秀賞/DNP賞
- PNP Vision
- 【代表】龍崎 奏
1粒子解析技術を用いたがん診断デバイス
独自の「1粒子表面分子解析技術」を用いて、血液に含まれている生体粒子の表面分子情報からがん種に依存しないがん検出技術を構築し、最終的に健康診断で「誰でも簡便に全身のがんを検査できる世の中」を目指す。 -
- アルカンシェル
- 【代表】竹内 留佳
脳機能賦活を誘起するリハビリ支援システムの開発
脳血管障害に起因する上腕手指麻痺患者に対し、患者ヒト大脳を非侵襲にてリハビリシステムの一部として組み込む手法を考案し実機を試作、より高効率なリハビリ支援を可能とするシステム(Narem;ナレム)を開発した。 -
明治ホールディングス賞/神戸医療産業都市賞
- OsteoChemicals
- 【代表】江川 聡
旺盛な骨誘導能を有する新規骨形成薬の創出
整形外科疾患に対する治療は骨形成が重要であるが、私たちは全く新しい発想で旺盛な骨誘導を有する化合物の合成に成功した。整形外科医にとって夢のような物質と言っても過言ではない本化合物の臨床応用を目指す。 -
カイオム・バイオサイエンス賞
- 株式会社アンチキャンサーテクノロジズ
- 【代表】中山 敬一
膵がん幹細胞の光免疫療法による撲滅法の開発
われわれは膵がん幹細胞に特異的に発現している分子Xを同定し、モデルマウスでこの分子Xを発現する細胞を焼灼すると、膵がんが完全に消滅することを発見した。この手法をヒトへ応用するために分子Xへの抗体を用いて光免疫療法を行う。
LIGHTNING TALK
ライトニングトーク
チーム名 | テーマ | 代表者 |
---|---|---|
F.MED株式会社 | マイクロサージャリー支援ロボットの開発 | 下村 景太 |
Digital Spirits technology | 目のヘルスケアの社会変革に向けたウェアラブル技術 | 双見 京介 |
Bio Gel Growth | 血管内皮細胞の共移植が不要な血管新生促進技術 | 大谷 亨 |
visualizeGene | All-in-One遺伝子検査システム | 柴田 隆行 |
株式会社PITTAN | Sweat Analysis for Inner Care | 角田 誠 |