関西テックプランター2024
ニュース
主催
開催概要
- 趣旨
- 「関西テックプランター」は、関西エリアの2府3県(大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・和歌山県)を重点地域に指定し、関西から世界を変えようとするチームの発掘・育成を行います。地域ごとに多様な特徴をもつ関西エリアのチーム・有力企業・研究機関等の巻き込みを図りながら、あわせて多様な文化、歴史、産業を持つ国々が集う東南アジアにおけるディープイシューやそれを解決しようとするスタートアップを国際空港を有する大阪・関西に呼び込みます。2025年に開催される大阪・関西万博をマイルストーンにしてこの動きを加速させ、大阪・関西を日本と東南アジアを結ぶ国際ハブにすることを目指します。2024年は、関西で発掘した科学技術と情熱をもつチームの発掘・育成を目的に「第2回関西テックプラングランプリ」を開催します。
- 対象
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- リアルテック領域(ものづくり、ロボティクス、モビリティ、IoT、人工知能、素材、バイオ、医療、ヘルスケア、食、農業、海洋開発、資源、環境、エネルギーなど)の技術シーズをもとに世界を変えたい、世の中をよくしたいという構想を持ち、創業あるいは新事業展開の意志がある方
- 個人、チームどちらでの参加もOK。法人に設立前もOK。
- 既に法人になっている場合でも設立年数の制限なし。
- 募集期間
- 2024年6月5日(水)~2024年9月24日(火)18:00
- 審査基準
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株式会社リバネスおよびパートナー企業によって構成される審査員により、以下の各項目により審査します。
- 01新規性
- 02実現可能性
- 03世界を変えそうか
- 04パッション
- 表彰
- 最優秀賞:1件
企業賞:数件を予定 - 所在地・面談場所
株式会社リバネス 大阪本社
〒552-0007 大阪市港区弁天1-2-30 オークプリオタワー403
(担当:岸本)
電話:06-6125-5622 E-mail:[email protected]※面談は、オンライン(Zoom、Google Meet、Teams 等)でも行なう予定です。
スケジュール
- 6/5[WED]
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エントリー開始
こちらからリバネスID(https://id.lne.st/)にアクセスし、エントリーフォームへの入力を行なって応募してください。エントリーについてご質問等ある場合、個別にご相談の機会(お電話、オンラインミーティング等)を設けることも可能です。お気軽にお問い合わせください。
また、エントリーチーム(申込み先着順にて受付け、定員に達し次第〆切)に向けた説明会も行ないます。互いに事業相談および連携先開拓を行うことが可能です。なお、当日の参加有無や内容は、審査には関係しません。
- 8/24[SAT]
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キックオフイベント
リバネスおよびパートナー企業、エントリーチーム(申込み先着順にて受付け、定員に達し次第〆切)等が集まり、交流を行ないます。互いに事業相談および連携先開拓を行うことが可能です。なお、当日の参加有無や内容は、審査には関係しません。
- 9/24[TUE]
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エントリー締め切り
エントリー締め切り日までに提出された内容にもとづき、書類審査を行います。チーム、技術、パッション、将来構想などについての情報をwebフォームおよび動画にて提出していただきます。申請者全員に、審査結果をお知らせするとともに、希望者には応募内容に対するフィードバックを行ないます。
- 10/17[THU]
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ファイナリスト発表
書類審査を通過した希望者に対し、グランプリに向けたプレゼンテーションのブラッシュアップを目的とした面談を実施します。また、パートナー企業との事業相談や連携先開拓を目的とした面談も設定可能です。
- 11/16[SAT]
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第2回関西テックプラングランプリ
株式会社リバネスおよびパートナー企業からなる審査員に対して、7分間のプレゼンテーションおよび7分間の質疑応答を行ないます。グランプリは、出場者およびパートナー企業によるクローズドでの開催となります。審査終了後、表彰式を行ないます。
パートナー企業
地域開発パートナー
後援
協力
グランプリ概要
- グランプリ名
- 第2回関西テックプラングランプリ
- 場所
- ハートンホール日本生命御堂筋ビル12F (〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場4-2-4)
- 開催日時
- 2024年11月16日(土)13:00-19:00
- 募集期間
- 2024年6月5日(水)~2024年9月24日(火)18:00
- 参加対象
- クローズド・事前登録制にて開催(ファイナリスト、パートナー企業、地元企業や大学の方々)
- 主催
- 株式会社リバネス
- タイムライン
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- 12:30~13:00
- 開場
- 13:00~13:30
- 主催者あいさつ
- 13:30~13:50
- 基調講演
- 13:50~14:50
- プレゼンテーション(Presenter①~④)
- 14:50~15:05
- 休憩
- 15:05~16:05
- プレゼンテーション(Presenter⑤~⑧)
- 16:05~16:20
- 休憩
- 16:20~17:20
- プレゼンテーション(Presenter⑨~⑫)
- 17:20~18:10
- 審査時間
- 18:10~19:10
- 審査結果発表および表彰式・閉会式
- 19:10~20:00
- 交流会・懇親会
審査員
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審査員長 株式会社リバネス 関西開発事業本部 部長藤田 大悟
- 1981年生まれ。広島県出身。東京工業大学 修士課程修了。修士(理学)。リバネス創業時より多くの教育開発事業に従事し、企業と共に100以上の教育プログラムを開発。2018年にものづくり研究センターを設立し、センター長に就任。ディープテックベンチャーのものづくり支援等を手がける傍ら、小中学生向けオンラインスクール事業を手掛ける株式会社NEST EdLABを創業し、代表を兼任。2023年11月より関西開発事業本部 部長に就任。
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審査員長
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幸福ホールディングス株式会社 経営企画部 部長岸本 泰幸
- 1976年生まれ、大阪府出身。複数社の取締役やCOO、アライアンス業務の責任者などを歴任し、2022年に幸福ホールディングス株式会社の経営企画部およびM&A推進室の部長に就任。グループ会社8社の事業推進業務に従事しつつ、近年は「食・健康・美容・環境」を軸としたベンチャー・スタートアップとの協業や出資を積極的に活動。新規事業開発や海外展開等、グループを成長発展させる活動へも従事している。
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新明和工業株式会社 新事業戦略本部 新事業開発部 副部長床本 勲
- 1994年 新明和工業株式会社入社。光学膜用真空成膜装置の営業、成膜プロセス開発を担当。2008年からレンズ外観検査装置、膜分離活性汚泥法での水処理プロセス開発に従事。2012年より本社開発部門にて新規事業の企画・推進を開始し、2022年より現職にて、エネルギー、水処理、ダイヤモンド膜、次世代物流、廃棄物処理等をテーマとして自社および社外連携での新規事業を推進中。
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住友ゴム工業株式会社 研究開発本部 研究企画部 主査野尻 和紀
- 1978年生まれ。2013 年に住友ゴム工業株式会社入社。研究開発本部 研究第三部に配属される。
電子写真用ゴムローラ、シリンジに用いられる医療用ゴム、制震ダンパー用高減衰ゴムなどの開発に従事する。
2024年1月から研究開発本部 研究企画部兼務で新規事業の制度設計などに従事する。
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ダイドーグループホールディングス株式会社 経営戦略部 サステナビリティ推進グループ/戦略投資グループ シニアマネージャー梅垣 真哉
- 1976年生まれ。大阪府出身。2012年ダイドードリンコ入社後、マーケティング部・コーポレートコミュニケーション部を経て2022年より現職。中期経営計画2026策定時にグループマテリアリティの特定をリードした後、サステナビリティ経営の実現に向けた経営基盤の構築に従事。2023年より戦略投資グループを兼任し、グループ戦略投資ミーティングの運営をスタート。グループの持続的成長に必要な事業の探索活動に注力している。
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大和リース株式会社 大阪本店 副本店長萩田 一
- 1965年生まれ。東京都出身。専修大学法学部卒。1988年大和リース(株)入社、流通建築リース事業部で商業開発の仕事に25年間従事した。埼玉支店の流通建築リース営業所所長、本部リーシング室長を経て2013年に沖縄支店長で8年、山里再開発事業、沖縄アウトレットモールの開発事業に携わった。2021年より大阪本店で副本店長に就任し総合営業全般を担当。
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西日本旅客鉄道株式会社 鉄道本部 イノベーション本部 担当部長玉置 誠一
- 1996年、西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)入社。近畿統括本部網干総合車両所運用検修センター長、同品質管理センター長、鉄道本部車両部担当課長、金沢支社車両課長などを経て、2024年6月から鉄道本部 イノベーション本部 担当部長(現職)。
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ヤンマーホールディングス株式会社 技術本部 中央研究所 バイオイノベーションセンター 主席小西 充洋
- 2008年、博士(農学)取得、同年ヤンマー株式会社(当時)入社。水産研究拠点「マリンファーム」で微細藻や二枚貝の研究開発を行った。2011年より、同社社長室、農機事業本部を経て、土壌診断と関連ソリューションを提供する「土づくりソリューションセンター」を創設。2015年に「バイオイノベーションセンター(BIC)」を立ち上げ、翌年、生物研究拠点「BIC倉敷ラボ」を建設し、初代所長として赴任。2023年より現職。
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ロート製薬株式会社 ロートリサーチビレッジ京都 ジェネラルマネージャー(所長)高橋 京子
- 1991年にロート製薬に入社。研究開発では分析技術や製剤開発技術を中心に経験を重ね、OTC医薬品や化粧品開発に長年従事。2016年よりスキンケア製品開発部の部長を務める。さらに、2022年に国際事業部の部長、ロート・ラボラトリー・インドネシアのコミサリスに就任。海外事業ではR&Dや品質面にもコミットしたものづくり全般を支援してきた。2024年より現職。ザ・メンソレータムカンパニーの取締役を兼任。
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株式会社関西みらい銀行 法人業務部 ベンチャー支援グループ グループリーダー田附 幸司
- 1996年びわこ銀行に入行し、滋賀県下の営業店中心に主に法人営業を担当、地域ビジネス支援に従事。甲西支店副支店長を経て2024年7月法人業務部ベンチャー支援グループリーダーに就任、現在に至る。
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株式会社池田泉州銀行 地域共創イノベーション部長衛藤 章司
- 1996年株式会社泉州銀行(現:池田泉州銀行)入行、支店・本部にて法人関連業務に従事。株式会社企業再生支援機構(現:地域経済活性化支援機構)への業務出向、M&Aアドバイザリー室長、東大阪中央支店長等を経て、2019年よりCS本部イノベーション推進グループ参事役、2021年4月より現職。
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UntroD Capital Japan株式会社 グロースマネージャー室賀 文治
- 2015年にユーグレナインベストメントを創業し、シード期の技術系ベンチャーに特化したリアルテックファンドを組成。同社を運営するUntroD Capital Japanのグロースマネージャーを務める。技術系企業の支援を強化する為に、組合員を様々な業界の事業会社として、大企業とベンチャーの共同開発といった連携が円滑に進む仕組みを導入してきた。
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ファイナリスト
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- 株式会社セカンドハート
- 【発表者】石田 幸広
糖尿病による足切断0
糖尿病患者の足病変を早期発見・予防するソリューションを包括的に提供し、足切断リスクを低減することで、患者のQOL向上と医療コスト削減の両立を目指します。先進のデジタル技術を活用し、医療現場の負担軽減にも貢献します。 -
- アクアス株式会社
- 【発表者】小林 宏資
革新的なリサーチツールの開発と植物成分大百科の構築
植物成分は様々な分野で利用されている。新たな有効成分が希求されているが、探索するための成分の分離が困難を極める。この課題解決を目指し、斬新な分離材(カラム)および、このカラムを中心とする革新的なリサーチツールを開発している。さらに植物成分大百科の構築で、あらゆるバイオ産業の発展に貢献する。 -
- 株式会社B-Lab
- 【発表者】甲元 一也
機能成分の吸収を革新ー多糖ナノ粒子による挑戦
本技術は、食用多糖β-1,3-グルカンを用いた高保護性・高吸収性ナノカプセルにより機能成分の吸収を飛躍的に促進する。分子量1000までのあらゆる成分を包接でき、ナノ粒子にも免疫賦活効果がある点が特徴である。 -
- NT技研工業株式会社
- 【発表者】仲 崇志
集合住宅にも導入できる新タワー型太陽光利活用技術
集合住宅では設置できなかった従来の太陽光機器を考え直し、住居隣接型の回転追尾式タワー型集光装置を発明した。追尾機能による高稼働率と集光効果による高性能な熱源と電源、さらに複合利用と屋内・地下街への自然光照明等コンパクトなデザインで都市世帯単位で各家庭に普及できるZEH化ユニットの完成を目指す。 -
- Innovare株式会社
- 【発表者】川谷 光隆
未利用資源を原料とする新市場創出と資源循環の取組
未利用資源として放置されていた天然ゴムの実に着目し、各種バイオ製品の原料やバイオ炭などの創出により、天然ゴムの実由来原料の新たな市場の形成を行い、資源循環の仕組み構築を行う。 -
- 株式会社AVAD
- 【発表者】谷山 詩温
IoTと教育の融合 次世代農業学習プラットフォーム
教育用に独自開発したプログラミング教材「SPACEBLOCK」を活用し、スマート農業向けの技術教育プログラムを提供してIoT技術による農業の課題解決に貢献。実践的なプログラミングと農業学習の機会をつくる。 -
- 株式会社colourloop
- 【発表者】内丸 もと子
色で素材を循環するColour Recycle System
素材分別が難しい廃棄繊維を色に着目した新しい分別方法”Colour Recycle System”により、新たな価値を生み出し、一般消費者にとって好感度の高い魅力的な素材やプロダクトを創出、提供する。 -
- maya-mind
- 【発表者】大島 卓弥
高精度認知症早期識別・分類AIスマホアプリ
認知症の初期の病態判別は難しい。私たちが大阪大学で開発した高精度認知症早期識別・分類AIスマホアプリ Maya-mindは、視線追跡など様々な行動的側面を計測、解析する10分のテストで、早期認知症患者を識別、分類する。医療機器として認知症診断に、また認知症スクリーニングのための導入を検討している。 -
- OH LAB
- 【発表者】鳥谷 眞澄
キャビテーションプラズマ殺菌水で持続可能な農業を
水中プラズマの一種であるキャビテーションプラズマ技術により、安全で高い殺菌効果を有する農業用殺菌水を開発し、化学農薬に依存しない植物病原菌防除技術の社会実装を目指すと共に持続可能な農業を実現する。 -
- PriMateria
- 【発表者】吉岡 まり子
木材液化技術によって石油代替の素材を生み出す
木材や植物などの自然有機物(バイオマス)を、成分ごとに分離せずそのまま液化できる独自技術を開発した。これを用いて100%カーボンフリー、国際安全規格・基準に準拠した石油代替の素材を生み出し、量産化・事業化を目指す。 -
- Space Plots
- 【発表者】福田 隆登
ドローンによる点検システムの革新
RGB, IR(赤外線)など多様なカメラの撮影位置と点検対象の3Dモデル上の位置を同期する技術により新しい管理システムを提案する。この技術により例えばドローンを用いたインフラの管理を3Dモデル上で一元管理することができるようになる。 -
- 光合成建築プロジェクト
- 【発表者】川上 比奈子
「光合成建築」~酸素・エネルギーを生成する空間デザイン~
「光合成建築」とは、廃棄された植物の光合成を利用した燃料電池を建物に一体化し、水素エネルギー、酸素、緑色に彩られた美しい空間を同時に創出する建築のこと。「人工光合成」とは異なり、植物そのものの光合成を活用した提案である。