ECO TECH

エコテックグランプリ2023

社会の課題解決に立ち向かう
環境に関わるものづくり、IoT、人工知能、素材、エネルギー等の
エコテック領域の起業家・研究者の技術と想いを共に社会実装します
ABOUT
趣旨
大学や研究機関、企業の研究所では科学技術の「種」が生まれていますが、実用化に向けて芽を出すまでに大変な努力を要します。リバネスならびにパートナー企業によって開催する「テックプランター」は、これを発掘し、ビジネスまで芽吹かせるプランターとしての役割を担うことを目的としたエコシステムです。「エコテックグランプリ」は、リアルテック領域(環境に関わるものづくり、IoT、人工知能、素材、エネルギー等)の技術シーズと起業家の発掘育成を目的としたプログラムです。

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対象
  • リアルテック領域の技術シーズをもとに世界を変えたい、世の中をよくしたいという構想を持ち、創業あるいは新事業展開の意志がある方
  • 個人、チームどちらでの参加もOK。法人設立前もOK。
  • 既に法人になっている場合でも設立年数の制限なし。量産やPMF成立が近い方でもパートナー企業連携などを構想している方はOK。
募集テーマ
サステナビリティと地球貢献
募集期間
2023年3月1日(水)~2023年7月7日(金)
審査基準
リバネスおよびパートナー企業によって構成される審査員により、以下の各項目により審査します。
  1. 01新規性
  2. 02実現可能性
  3. 03海外への展開力
  4. 04世界を変えそうか
  5. 05パッション
表彰
最優秀賞:(賞金30万円+事業投資500万円を受ける権利)1件
企業賞:(賞金20万円)10件程度を予定
PARTNER
  • 旭有機材株式会社
  • 株式会社安藤・間
  • 株式会社荏原製作所
  • 京セラ株式会社
  • 三洋化成工業株式会社
  • ダイキン工業株式会社
  • 大建工業株式会社
  • 日鉄エンジニアリング株式会社
  • 株式会社フォーカスシステムズ
ASSET
  1. ASSET01リバネスコミュニケーター
  2. ASSET02パートナー企業
  3. ASSET03プロフェッショナルサポーター
  4. ASSET04スーパーファクトリーグループ
SUPPORT
  1. SUPPORT01起業の目的やビジョンの整理
  2. SUPPORT02プレゼンのブラッシュアップ
  3. SUPPORT03事業会社連携機会の提供
  4. SUPPORT04研究開発・試作開発の支援
  5. SUPPORT05知識戦略・知財戦略の支援
  6. SUPPORT06ファイナンス
DEMO DAY
グランプリ名
エコテックグランプリ2023
場所
センターオブガレージ(東京都墨田区横川1-16-3)
開催日時
2023年10月21日(土)13:00-19:00
募集期間
2023年3月1日(水)~2023年7月7日(金)
参加対象
クローズド・事前登録制にて開催(ファイナリスト、パートナー企業、プロフェッショナルサポーター、スーパーファクトリーグループ)
主催
株式会社リバネス
タイムライン
12:30~13:00
開場
13:00~13:30
主催者あいさつ
13:30~17:00
プレゼンテーション(Presenter①~⑫)
17:00~18:00
審査時間
18:00~19:00
審査結果発表および表彰式
JUDGE
  • 長谷川 和宏
    審査員長
    株式会社リバネス  執行役員CHO
    長谷川 和宏
    東京都立大学大学院工学研究科修士課程修了、修士(工学)。修士1年よりリバネスに参加し、その後リバネス初の新入社員として入社。人材開発事業部を立ち上げ、2012年より執行役員に就任。TECHPLANTER事業やリアルテックファンドの立ち上げ、スタートアップと町工場の連携事例構築、インキュベーション施設「センターオブガレージ」の開設や中堅中小企業の新規事業創出支援などを主導。
  • 興梠 英裕
    旭有機材株式会社 執行役員 樹脂事業部次長 兼 樹脂事業部 樹脂技術開発部長
    興梠 英裕
    1995年旭有機材株式会社に入社後、自動車用途のフェノール樹脂成形材料や薬液に適用するポリプロピレン製パイプといったプラスチック製の部素材開発に従事。新規事業探索を目的に大学との共同研究も経験。樹脂技術開発部の責任者として事業部の製品開発業務に関わりながら、2020年より先端材料事業本部 先端材料推進グループ長を兼務した後、2023年より現職。当社が保有するリソースを活用したニッチトップの新規事業創出を目指す。
  • 谷口 裕史
    株式会社安藤・間 執行役員 技術研究所長
    谷口 裕史
    1988年株式会社間組(現、株式会社安藤・間)入社。技術研究所配属後、主にコンクリート材料、施工技術の開発に従事。国内土木現場、海外現場も経験。本業(建設分野)外の技術開発にも視野を拡大中。技術企画部長、土木研究部長、先端技術開発部長を経て、現職。
  • 佐藤 郁磨
    株式会社荏原製作所 環境カンパニー 事業企画部 市場開発企画課長
    佐藤 郁磨
    1996年東京大学航空宇宙工学科卒業。同年、荏原製作所入社。エンジニアリング部門にてアンモニア水を作動媒体とする低温排熱回収発電設備の設計・建設・試運転・納入を担当。その後、国内外におけるごみ処理施設建設プロジェクトに参画した後、経営企画部門、内部統制部門、内部監査部門等を経て、2021年より現職。地域社会の資源循環を目指してケミカルリサイクルの社会実装や新事業の創出に取り組んでいる。
  • 井上 裕司
    京セラ株式会社
    研究開発本部 システム研究開発統括部 エネルギーシステム研究開発部長
    井上 裕司
    1988年 京セラ(株)に入社。組み込みソフトウエアエンジニアとして携帯電話等の開発に携わる。その後、エネルギー関連機器のHEMS、太陽光発電用PCS、家庭用蓄電池システム、SOFC燃料電池システムの研究開発、事業化に取り組み、2022年、エネルギーシステム研究開発部を担当し、現在に至る。
  • 斉藤 太香雄
    三洋化成工業株式会社 事業企画本部 本部長
    斉藤 太香雄
    大学時代は、化学系分子工学専攻で光誘起電子移動の研究に取り組んでいた。入社以来、様々な素材開発(半導体用素材、衛生材料用素材、メディカル関連素材等)から、海外での営業、技術導入探索等を経験し、マネージメントに移ってからは、新規事業開発、経営企画、バイオ・メディカル事業立ち上げに従事してきた。趣味は、世界遺産巡りで、30か国以上訪問しており、チャレンジ精神旺盛な超ポジティブ人間である。
  • 山際 昭雄
    ダイキン工業株式会社 テクノロジー・イノベーションセンター 技師長
    山際 昭雄
    1990年ダイキン工業入社。入社後、研究部門で家庭・業務用空調機のモータ・電磁材料の研究開発に従事。経産省やNEDOのプロジェクトに参画し、2012年からは経産省傘下の技術研究組合の立ち上げから運営、及び事業推進にも従事。2015年にテクノロジー・イノベーションセンターに異動し、マイクロ水力発電システムにも従事。2023年からテクノロジーイノベーションセンター 技師長に就任。
  • 高澤 良輔
    大建工業株式会社 R&Dセンター 開発企画担当 リーダー
    高澤 良輔
    2004年大建工業に入社。製材時の端材等の未利用材を原材料として有効活用する木質繊維板(MDF)について、原材料への前処理による繊維形状の制御といった基礎的な研究開発や、マレーシア製造現場における品質管理及び開発業務、家具や内装建材等の新規用途の開発に従事した。2018年に現在の企画部署に異動し、直近ではサーキュラーエコノミーの実現に貢献する、廃棄物を起点とした新たなものづくりの企画に取り組んでいる。
  • 西 猛
    日鉄エンジニアリング株式会社 技術統括センター 技術総括部長
    西 猛
    1972年福岡県生まれ。大分県育ち。1997年京都大学大学院工学研究科エネルギー応用工学専攻修士課程修了。同年新日本製鐵(現日本製鉄)入社。エンジニアリング事業本部において、廃棄物ガス化溶融炉の新炉立ち上げ、プロセス及び設備開発を担当。2012年よりバイオマス燃料(ペレット、バイオエタノール)製造の技術開発および海外での事業化に取り組んだのち、2020年より現職。
  • 山根 勝彦
    株式会社フォーカスシステムズ 管理本部 経理部長
    山根 勝彦
    印刷会社および税理士事務所での経験を積んだ後、2008年に株式会社フォーカスシステムズに入社。現在、同社の経理部長として、税務調査、会計監査、財務戦略、およびM&Aを統括し、企業の財務健全性を維持している。2023年7月には、同社の子会社である株式会社フォーカスインキュベートの取締役に就任し、課題解決につながる長期研究開発型ベンチャー企業の投資育成と社会実装を推進している。
FINALIST
  • 旭有機材賞
    白川 大記
    株式会社NextCarbon
    【代表】白川 大記
    バイオマス炭で、石炭を代替、グリーンスチールへ

    バイオマス炭で、石炭を代替、グリーンスチールへ

    鉄鋼業界向けに新たなバイオマス炭を提供し、石炭と一緒に使用することでCO2を削減する。既にフィリピン現地機関と連携した炭化装置を稼働させ、通常廃棄するココナッツの殻や皮から生成したバイオマス炭の製造に成功している。
  • 三洋化成賞
    西原 麻友子
    株式会社ベホマル
    【代表】西原 麻友子
    生体適合性・生分解性CO<sub>2</sub>吸収材入りプラスチック

    生体適合性・生分解性CO2吸収材入りプラスチック

    植物由来原料による樹脂用添加剤の開発と樹脂混錬技術によりCO2吸脱着プラスチックを製品化。常温常圧でCO2を化学的に吸着し、加熱によるCO2放出で再利用が可能。ありとあらゆるところでCO2を回収し利用する社会を目指す。
  • フォーカスシステムズ賞
    津村 洸匡
    株式会社Archeda
    【代表】津村 洸匡
    衛星データを活用した自然環境解析プラットフォーム

    衛星データを活用した自然環境解析プラットフォーム

    衛星データを独自のAIで解析し、森林域における二酸化炭素吸収量の推定や森林資源情報(面積/樹高/AGB等)のデータをクラウド上で集約・モニタリングできるサービス「Green Insight」を開発。
  • 安藤ハザマ賞/DAIKEN賞
    北川 桜子
    株式会社里山エンジニアリング
    【代表】北川 桜子
    ウッドバッテリーの開発と普及による地域資源の循環

    ウッドバッテリーの開発と普及による地域資源の循環

    電極材料に国内の未利用木質バイオマスを用いた「ウッドバッテリー」の開発・販売・普及を通じて、一次産業の再興、地域分散型エネルギー利用の促進に貢献するとともに、生態系を含めた資源循環による新しい持続可能性を提案する。
  • 荏原製作所賞/日鉄エンジニアリング賞
    黒川 周子
    株式会社esa
    【代表】黒川 周子
    複合プラのマテリアルリサイクルによる資源循環

    複合プラのマテリアルリサイクルによる資源循環

    従来リサイクルが難しかった複合プラスチックをペレット化する独自技術を確立。これにより途中工程で排出されるCO2を削減でき、環境面・コスト面でのメリットが生まれる。また、新たな再生資源として循環活用される市場創成を目指す。
  • 京セラ賞/リアルテックファンド賞
    熱田 洋一
    株式会社 豊橋バイオマスソリューションズ
    【代表】熱田 洋一
    小規模メタン発酵システムのトップ企業を目指して

    小規模メタン発酵システムのトップ企業を目指して

    次世代メタン発酵システムを実用化するとともに、工学的なコンサルティングサービスも併せて提供することで、誰でもどんなバイオマス原料でも失敗なくバイオガス事業を実現できるようにする。
  • 最優秀賞
    太田 啓之
    株式会社ファイトリピッド・テクノロジーズ
    【代表】太田 啓之
    油脂高生産藻ナンノクロロプシスによる有用脂質生産

    油脂高生産藻ナンノクロロプシスによる有用脂質生産

    油脂高生産藻ナンノクロロプシスを材料として、油脂(トリアシルグリセロール)やω3脂肪酸EPA、その代謝産物を高生産する仕組みを構築する。段階的な屋外大規模培養の拡大と低コスト化によりバイオ燃料生産への展開までを目指す。
  • ダイキン賞
    後藤 健彦
    株式会社ゲルテクノリサーチ
    【代表】後藤 健彦
    独自のゲル素材でレアメタル回収し、鉱石を生み出す

    独自のゲル素材でレアメタル回収し、鉱石を生み出す

    水と反応し水酸化物イオンを生成する高分子からゲルを作製した。重金属廃水に入れると吸水し、塩基性になった内部に重金属イオンを取り込み金属水酸化物を形成する。その後、容易に廃水から取出し、質の良い人工鉱石として利用できる。
  •  
    茄子川 仁
    株式会社ヘミセルロース
    【代表】茄子川 仁
    ヘミセルロース由来の生分解性プラスチック量産

    ヘミセルロース由来の生分解性プラスチック量産

    植物・樹木の20%を占める未活用 天然資源ヘミセルロース由来プラスチックを世界で唯一量産を実現。CO2削減等の環境性と機能性を併せ持つ。膨大な資源量が存在し、食品・医薬品・化粧品にも展開し環境負荷低減を目指す。
  •  
    田上 勝通
    マイクロコントロールシステムズ株式会社
    【代表】田上 勝通
    燃料電池による窒素・電力・熱トライジェンシステム

    燃料電池による窒素・電力・熱トライジェンシステム

    燃料電池において電力、熱以外に無駄に捨てられていた高純度窒素ガスを回収して、全く新しい概念のトライ・ジェネレーション・システムを提供する。電力より高価な窒素回収の利得により、工場現場に燃料電池の普及を目指す。
  •  
    酒井 俊郎
    コロソニック
    【代表】酒井 俊郎
    超音波と活性炭による水中溶存貴金属イオンの回収

    超音波と活性炭による水中溶存貴金属イオンの回収

    超音波と活性炭の組み合わせにより、水中溶存貴金属イオンを90%以上回収する技術を開発した。本技術は既存設備への導入が容易であり、化学薬品を使用せず二次廃液を生み出さないため、循環型貴金属回収システムを構築できる。
  •  
    長﨑 陽
    Advanced Energy Storage
    【代表】長﨑 陽
    再エネ導入拡大に向けた先進的エネルギー貯蔵技術

    再エネ導入拡大に向けた先進的エネルギー貯蔵技術

    水素・超電導電力貯蔵装置等を利用した先進的なエネルギー貯蔵技術の基盤を構築することで、商用系統に依存せず電力の需給調整や高品質電力の安定供給を実現し、再エネの主力電源化・脱炭素化に貢献する。
ECO TECH10/21開催
募集は終了
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