マリンテックグランプリ2022
社会の課題解決に立ち向かう海洋に関わるものづくり、モビリティ、IoT、人工知能、素材、エネルギー、食糧等の
マリンテック領域の起業家・研究者の技術と想いを共に社会実装します
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開催概要
- 趣旨
- 大学や研究機関、企業の研究所では科学技術の「種」が生まれていますが、実用化に向けて芽を出すまでに大変な努力を要します。リバネスならびにパートナー企業によって開催する「テックプランター」は、これを発掘し、ビジネスまで芽吹かせるプランターとしての役割を担うことを目的としたエコシステムです。「マリンテックグランプリ2022」は、リアルテック領域(海洋に関わるものづくり、モビリティ、IoT、人工知能、素材、エネルギー、食糧等)の技術シーズと起業家の発掘育成を目的としたプログラムです。
関連グランプリ : マリンテックグランプリ一覧 - 対象
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- リアルテック領域の技術シーズをもとに世界を変えたい、世の中をよくしたいという構想を持ち、創業あるいは新事業展開の意志がある方
- 個人、チームどちらでの参加もOK。法人設立前もOK。
- 既に法人になっている場合でも設立年数の制限なし。量産やPMF成立が近い方でもパートナー企業連携などを構想している方はOK。
- 募集テーマ
- 豊かな海を次世代に引き継ぐ
- 募集期間
- 2022年3月1日(火)~2022年7月8日(金)
- 審査基準
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リバネスおよびダイヤモンドパートナー企業によって構成される審査員により、以下の各項目により審査します。
- 01新規性
- 02実現可能性
- 03海外への展開力
- 04世界を変えそうか
- 05パッション
- 表彰
- 最優秀賞:(賞金30万円+事業投資500万円を受ける権利)1件
企業賞:(賞金20万円)10件程度を予定
スケジュール
- 3/1[TUE]
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エントリー開始
こちらからメンバー登録のうえ、webフォームへの記入を行なって応募してください。
また、エントリーへの決意を促し、書類作成のコツを教える説明会を大学単位、個別に開催しています。お気軽にお問い合わせください。
- 6/25[SAT]
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キックオフ
リバネスおよびパートナー企業、エントリーチームが集まり、交流を行います。
互いに事業相談および連携先開拓を行うことが可能です。なお、当日の参加有無や内容は審査には関係しません。
- 7/11[MON]
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1次選考:書類審査
リバネスおよびパートナー企業によって構成される審査員により、書類審査を行います。
チーム、技術、パッション、将来構想などについての情報をwebフォームおよび動画にて提出していただきます。
申請者全員に、審査結果をお知らせするとともに、応募内容に対するフィードバックを行います。
また、プレゼンテーション審査に向けた個別面談(オンラインも可)を希望者に対して実施します。
- 8月上旬
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ファイナリスト決定
書類審査を通過した希望者に対し、最終選考会に向けたプレゼンテーションのブラッシュアップを目的とした面談を実施します。
また、パートナー企業との事業相談や連携先開拓を目的とした面談を設定可能です。
- 10/1[SAT]
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マリンテックグランプリ
書類審査を通過したファイナリスト12チームについてプレゼンテーション審査を実施します。
- 10月~
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マッチング支援期間
デモデー終了後も継続してベンチャーとリバネスの連絡窓口はオープンにしており、事業化に向けたディスカッションが可能です。
法人化するところから、試作開発、資金調達、研究開発などの幅広い立ち上げ期の課題に対応しています。
また、ベンチャーとパートナー企業の協業マッチングも盛んになり、事業開発の支援を行っています。
- 3月
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超異分野学会 リアルテックベンチャーオブザイヤー表彰式
2014年以降テックプランターに参加したすべてのエントリーチームの中から、「これから成長しそうなスタートアップ企業」を選出し、表彰式を行います。表彰式にはパートナー企業や様々な分野の研究者、町工場、ベンチャー支援機関、自治体などが集まり、デモデーからの進捗を知らせるとともに、事業連携の機会を見つけることができます。
パートナー企業
アセット
- ASSET01リバネスコミュニケーター
- ASSET02パートナー企業
- ASSET03プロフェッショナルサポーター
- ASSET04スーパーファクトリーグループ
支援内容
- SUPPORT01起業の目的やビジョンの整理
- SUPPORT02プレゼンのブラッシュアップ
- SUPPORT03事業会社連携機会の提供
- SUPPORT04研究開発・試作開発の支援
- SUPPORT05知識戦略・知財戦略の支援
- SUPPORT06ファイナンス
グランプリ概要
- グランプリ名
- マリンテックグランプリ2022
- 場所
- センターオブガレージ(東京都墨田区横川1-16-3)
- 開催日時
- 2022年10月1日(土)13:00-19:00
- 募集期間
- 2022年3月1日(火)~2022年7月8日(金)
- 参加対象
- クローズド・事前登録制にて開催(ファイナリスト、パートナー企業、プロフェッショナルサポーター、スーパーファクトリーグループ)
- 主催
- 株式会社リバネス
- タイムライン
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- 12:30~13:00
- 開場
- 13:00~13:30
- 主催者あいさつ
- 13:30~17:00
- プレゼンテーション(Presenter①~⑫)
- 17:00~18:00
- 審査時間
- 18:00~19:00
- 審査結果発表および表彰式
審査員
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審査員長 株式会社リバネス 執行役員篠澤 裕介
- 東京大学大学院農学生命科学研究科修了(農学修士)。2008年PR会社を経て2009年よりリバネスに入社。同年、リバネスとして初の海外事業となる大学院生向けシリコンバレー研修を立ち上げる。2012年よりメディア開発事業を立ち上げ、第13回抗加齢医学会総会の事務局、マンガ「新抗体物語」の監修などを行った。2013年より、シードアクセラレーション事業「TECH PLANTER」を立ち上げる。日本国内外における大企業とスタートアップの連携構築の仕組みを構築し、新規事業創出や産学連携事業などを行う。2015年より投資育成研究センターを立ち上げ、リアルテックファンドでグロースマネージャーに着任、主な担当領域をバイオ・海洋として経営・事業化の支援を行う。2017年より、日本財団と連携し、海洋教育、起業家人材育成、海底探査技術開発のプロジェクトを立ち上げ。2018年より、創業開発事業部長。起業でなく「創業」をテーマに活動を開始。2021年より執行役員。人材開発事業部を担当。
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審査員長
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株式会社IHIジェットサービス 情報サービス部 情報技術グループ シニアエンジニア堂之前 義文
- 九州大学工学部修士卒。35年間、印刷、電子写真、医療系、産業系の画像処理とAI研究に没頭。
2017年よりIHIジェットサービスに参画。新技術の社会実装とIT技術を介した産学、企業間連携作りに興味あり。
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旭有機材株式会社 先端材料事業本部 先端材料推進グループ長興梠 英裕
- 1995年旭有機材株式会社に入社後、自動車用途のフェノール樹脂成形材料や薬液に適用するポリプロピレン製パイプといったプラスチック製の部素材開発に従事。新規事業探索を目的に大学との共同研究も経験。現在は樹脂技術開発部の責任者として事業部の製品開発業務に関わりながら、2020年より兼務の形で現職。当社が保有するリソースを活用したニッチトップの新規事業創出を目指す。
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株式会社荏原製作所 グループ経営戦略・経理財務統括部 財務部長青木 仁
- 1997年に株式会社荏原製作所に入社。経理財務部門において、海外プロジェクト管理、決算、資金調達、投融資案件の審査や投資基準の整備等の業務に携わる。このうち投融資案件に関しては、自社拠点の新設及び拡張案件や近年増加傾向にある新規事業関連のベンチャー投資案件の審査において、事業計画等の多面的な分析や関係者へのヒアリング等を通じて事業性やリスク性等の適切な判断に努めている。
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ツネイシホールディングス株式会社 経営管理部 執行役員津幡 靖久
- 1969年東京生まれ、早稲田大学商学部卒。コンサルティング 業界(アンダーセンコンサルティング、A.Tカーニー)にて約7 年、情報通信関連ベンチャー企業(フォーバルテレコム、サイボウズ、フィードパス)約12年の経験を経て、2011年代表を務めていたフィードパスのヤフーによる買収を機にヤフーに入社。新規事業企画、M&A、グループ会社管理等を担当後、2015年10月ツネイシホールディングス入社、2016年1月より執行役員として経営企画部門を担当(現任)同年4月CVC子会社 のツネイシキャピタルパートナーズを設立、代表取締役社長就任(現任)ベンチャー投資事業及ひ゛グループ全体のM&A等による新規事業開発を担当。
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DIC株式会社 新事業統括本部 マネージャー田川 大輔
- 大手化学メーカー、ヘルスケアメーカーを経て、現在DIC(株)で大手企業内での新事業立ち上げに奮闘中。ベースはポリマーサイエンス。大手化学メーカーで親水性樹脂、ウレタン樹脂の構造制御研究を経て、数々の機能性化学製品を開発。当時最年少で年間ベスト発明賞を受賞。ヘルスケアメーカーでは、基盤技術であった食品用カプセル技術を用いて、医薬、食品、産業用と幅広い新規事業を企画。特に高分子材料×微生物、食品材料×フェロモン等異分野の技術を組み合わせたソリューション創出。新事業を立ち上げながら既存事業の事業運営にも携わる。
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日本水産株式会社 中央研究所 養殖基盤研究室 研究室長畑中 晃昌
- 1999年東京大学農学生命科学研究科卒。同年日本水産株式会社入社。入社後、中央研究所にて、水産物の加工技術開発、水産物由来の機能性原料開発、養殖飼料開発などに従事。2014年より現職。養殖を含めた水産事業のオープンイノベーションによる課題解決に取り組む。
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株式会社フォーカスシステムズ ITイノベーション事業本部副本部長 兼 事業創造室長松坂 裕治
- 1995年株式会社フォーカスシステムズに入社。システム開発SE、IT基盤のSEを経てマネージャーとして従事後、営業責任者に就任し主要なお客様との協業や事業計画の立案および提案を行いITサービス事業の推進をしている。現在、事業創造室の室長を兼務し、スタートアップ企業や大学の研究室と関係を構築し新たな事業を創造する活動に従事。直近では、VR/AIの研究開発を行う新会社の設立や名古屋工業大学と共同研究、ドローンを活用する事業の創造に従事。
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マルハニチロ株式会社 中央研究所 技術開発課 課長役齋藤 浩司
- 2001年、九州大学大学院基礎粒子系科学専攻修士課程修了。国内自動車会社、半導体設計会社等を経て、2020年マルハニチロに入社。2017年頃より画像処理AIシステムの開発に従事し、マルハニチロ入社後は中央研究所にて、主に、ICTを活用した水産分野での生産技術開発に取り組む。
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三井化学株式会社 新事業開発センター マーケティング&イノベーション推進室 室長山崎 聡
- 1990年三井化学株式会社入社後、ポリウレタンの研究開発に従事。新規触媒による高純度ポリオール、新規ジイソシアネートおよびバイオポリウレタンなどを社会実装化。2009年からリサーチフェロー、グループリーダーを歴任。2020年からベンチャーキャピタルに出向後、2022年4月より現職。2018年九州大学客員教授、2016年からISO/TC61/SC12国際議長(現任)、2019年から日本ゴム協会理事(現任)、博士(工学)。
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ファイナリスト
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- 株式会社MarineSL
- 【代表】福島 健太
船上データを活用した包括契約管理プラットフォーム
船内の機器類の負荷率を時系列で取得する機能のみを持つ簡易的なデバイスを開発すると共に、取得したデータをメーカー等が営業や在庫管理に有効活用するためのアプリケーションを構想する。 -
DIC賞/三井化学賞
- Symbiobe株式会社
- 【代表】後 圭介
光合成細菌飼料による次世代水産養殖システムの実現
光合成細菌を用いた水産飼料の生産・供給により魚粉等の天然海洋資源に依存しない次世代水産養殖システムを実現することにより、継続的な増加が見込まれる世界人口を支える持続可能な食料生産の実現に貢献する。 -
マルハニチロ賞
- 株式会社ARK
- 【代表】栗原 洋介
海を休ませるための小型・分散型陸上養殖
「養殖の民主化」をミッションとして「どこでも誰でも水産養殖ができる仕組み」を提供するため小型・分散型のCRASと呼ばれる閉鎖循環式陸上養殖システムを開発する。 -
リアルテックファンド賞
- 株式会社フィッシュパス
- 【代表】中谷優基
コップ1杯の水から地域環境のDX
現在フィッシュパスがサービス提供している全国の川・湖の漁業協同組合と龍谷大学山中研究室と連携して、最先端科学である環境DNAを使い、日本中の川と湖の生態系を明らかにし、水産資源保護と環境改善を実現する。 -
- 株式会社トロムソ
- 【代表】西嶋 良介
籾殻でアマモ育成しブルーカーボンクレジットを実現
世界的にブルーカーボンへの関心が高まる一方、技術開発・方法論の研究は未だスタート段階にある。瀬戸内海の日本有数の藻場・アマモ場を拠点に、籾殻バイオ炭による光合成促進等によりブルーカーボン、カーボンクレジットを実現する。 -
- 有限会社ヴァンテック
- 【代表】井之口 哲也
遠心分離による養殖汚泥リサイクルシステムの開発
環境負荷が課題となっている水産養殖において、発生汚泥を現場で減容可能な独自の可搬式遠心分離装置により処理し、汚泥処理コストの削減と資源リサイクルの実現および持続可能な水産養殖に貢献する。 -
最優秀賞/旭有機材賞
- Liquid metal
- 【代表】近藤 正聡
液体金属技術で淡水と有価資源の同時回収を実現する
液体金属技術を活かして、海水の淡水化と海水中の有価資源の回収を同時に行えるプロセスを開発した。この環境負荷に配慮した革新的な技術により、資源不足に困らない持続的発展が可能な社会を実現する。 -
荏原製作所賞
- アプライド・ライブ・フィード
- 【代表】小谷 知也
海から切り離した魚類養殖の実現
海産魚類養殖は、閉鎖循環方式で、環境的に海から切り離すことは可能だが、餌は天然魚に依存している。そこで、微細藻類生産と、これを餌とした動物プランクトン大量生産により海から切り離された養殖を確立する。 -
フォーカスシステムズ賞
- キイロタマホコリ
- 【代表】竹内 航平
組み換え大腸菌によるマイクロプラスチック回収技術
生分解性プラスチックにマイクロプラスチックを吸着する組み換え大腸菌を発現させることで、プラスチックの種類ごとにマイクロプラスチックの回収を試みる。 -
- 転成ソフトマター研究室
- 【代表】黒川 孝幸
低エネルギーで実現する海上農園
海水淡水化と土壌代替機能を持つダブルネットワークゲルの開発技術を活用し、海上水耕栽培技術の確立と栽培ハウスの開発を目指す。 -
- Marine Wildlife I/O
- 【代表】小林 博樹
海洋生物装着センサを利用したIoT情報機構
地球全体の面積の約71%を占める海である程度規則的に動く海洋生物や船舶、ブイ等を用いて高度な空間情報センシングIoT網を実現する。