FOOD TECH

フードテックグランプリ2022

社会の課題解決に立ち向かう
持続可能な食産業を実現しうる食品生産・加工技術・流通システム等の
フードテック領域の起業家・研究者の技術と想いを共に社会実装します
ABOUT
趣旨
大学や研究機関、企業の研究所では科学技術の「種」が生まれていますが、実用化に向けて芽を出すまでに大変な努力を要します。リバネスならびにパートナー企業によって開催する「テックプランター」は、これを発掘し、ビジネスまで芽吹かせるプランターとしての役割を担うことを目的としたエコシステムです。「フードテックグランプリ2022」は、リアルテック領域(持続可能な食産業を実現しうる食品生産・加工技術・流通システム等)の技術シーズと起業家の発掘育成を目的としたプログラムです。

関連グランプリ : フードテックグランプリ一覧
対象
  • リアルテック領域の技術シーズをもとに世界を変えたい、世の中をよくしたいという構想を持ち、創業あるいは新事業展開の意志がある方
  • 個人、チームどちらでの参加もOK。法人設立前もOK。
  • 既に法人になっている場合でも設立年数の制限なし。量産やPMF成立が近い方でもパートナー企業連携などを構想している方はOK。
募集テーマ
持続可能な食産業の実現
募集期間
2022年3月1日(火)~2022年7月8日(金)
審査基準
リバネスおよびダイヤモンドパートナー企業によって構成される審査員により、以下の各項目により審査します。
  1. 01新規性
  2. 02実現可能性
  3. 03海外への展開力
  4. 04世界を変えそうか
  5. 05パッション
表彰
最優秀賞:(賞金30万円+事業投資500万円を受ける権利)1件
企業賞:(賞金20万円)10件程度を予定
PARTNER
  • サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社
  • 三和酒類株式会社
  • 株式会社シグマクシス
  • 鈴茂器工株式会社
  • 日本ハム株式会社
  • 日本たばこ産業株式会社
  • マルハニチロ株式会社
  • 明治ホールディングス株式会社
  • 株式会社吉野家ホールディングス
ASSET
  1. ASSET01リバネスコミュニケーター
  2. ASSET02パートナー企業
  3. ASSET03プロフェッショナルサポーター
  4. ASSET04スーパーファクトリーグループ
SUPPORT
  1. SUPPORT01起業の目的やビジョンの整理
  2. SUPPORT02プレゼンのブラッシュアップ
  3. SUPPORT03事業会社連携機会の提供
  4. SUPPORT04研究開発・試作開発の支援
  5. SUPPORT05知識戦略・知財戦略の支援
  6. SUPPORT06ファイナンス
DEMO DAY
グランプリ名
フードテックグランプリ2022
場所
センターオブガレージ(東京都墨田区横川1-16-3)
開催日時
2022年10月15日(土)13:00-19:00
募集期間
2022年3月1日(火)~2022年7月8日(金)
参加対象
クローズド・事前登録制にて開催(ファイナリスト、パートナー企業、プロフェッショナルサポーター、スーパーファクトリーグループ)
主催
株式会社リバネス
タイムライン
12:30~13:00
開場
13:00~13:30
主催者あいさつ
13:30~17:00
プレゼンテーション(Presenter①~⑫)
17:00~18:00
審査時間
18:00~19:00
審査結果発表および表彰式
JUDGE
  • 塚田 周平
    審査員長
    株式会社リバネス 執行役員CRO
    塚田 周平
    東京大学大学院農学生命科学研究科応用生命工学専攻博士課程修了。博士(農学)。設立初期の2003年よりリバネスの運営に参画。実験教室、各種ライティングの実践を積んだ後、アグリ分野の先進技術開発・導入、地域創業エコシステム構築事業の立ち上げを行う。大手・中堅企業やベンチャー、研究者等との連携による技術開発、事業開発に現場主義でコミットしている。
  • 鈴木 雄一
    サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社研究推進部 上席研究員
    鈴木 雄一
    北海道北見市出身。1998年サントリー入社。設備エンジニアとしてビール工場での設備導入等のプロジェクトを担当した後、生産企画、経営企画、研究企画、事業開発を経て、2021年4月より現職。
  • 髙下 秀春
    三和酒類株式会社 取締役 三和研究所 本部長
    髙下 秀春
    1983年広島大学工学部を卒業後,三和酒類㈱へ入社。入社後,品質管理,研究開発部門で麦焼酎の基盤技術,要素技術開発に取組む。2013年広島大学大学院先端物質科学研究科(博士課程後期)修了。2015年取締役に就任。2021年より現職。麹文化の蒸留酒である麦焼酎のアイデンティティの探究,副産物である発酵大麦エキスの発酵技術による価値化に取組んでいる。
  • 田中 宏隆
    株式会社シグマクシス 常務執行役員
    田中 宏隆
    パナソニック、マッキンゼー等を経て、17年シグマクシスに参画。「日本の技術・技・人財を最大の価値として世界に繋げる」というミッションに基づき、同年SKSJAPANを開催。以来食に関わる事業共創プラットフォーム構築活動を展開する。多様なプレイヤーとのネットワーク、フードテック全般の深い知見を有し、著書に『フードテック革命』(日経BP)。SKSJAPAN 主催者、一般社団法人 SPACE FOODSPHERE理事、ベースフード株式会社 社外取締役、クックパッド株式会社 社外取締役。
  • 秋田 一徳
    鈴茂器工株式会社 執行役員 企画本部長
    秋田 一徳
    2015年鈴茂器工株式会社入社。2021年より現職。オープンイノベーションの取り組みを通じて、食の分野における様々な社会課題の解決を目指すとともに、当社が掲げるビジョン『食の「おいしい」や「温かい」を世界の人々へ』の実現に向けた取り組みを牽引する。
  • 井川 伸久
    日本ハム株式会社 代表取締役副社長
    井川 伸久
    1985年日本ハム株式会社入社。加工事業本部営業本部フードサービス事業部長、加工事業本部長を経て2021年4月より代表取締役副社長 加工事業本部長、新規事業推進担当役員に就任。2022年4月より代表取締役副社長 経営企画本部長、中央研究所・新規事業推進・北海道プロジェクト推進の担当役員に就任。
  • 後藤 智
    日本たばこ産業株式会社 食品事業企画室 課長
    後藤 智
    2011年日本たばこ産業株式会社入社。たばこ工場で生産管理業務を担当後、テーブルマークホールディングス、経営企画部にて、ポートフォリオ戦略、中長期経営計画、グループ組織再編、サステナビリティ企画などの業務に従事。2022年8月より現職。食品領域での長期戦略策定、事業開発などに取り組んでいる。
  • 御手洗 誠
    マルハニチロ株式会社 事業企画部 海外戦略・イノベーションチーム 課長役
    御手洗 誠
    2002年入社。中央研究所、マーケティング部、経営企画部を経て、事業企画部ではオープンイノベーションや新事業開発を担当。2018年に早稲田大学大学院経営管理研究科を修了。
  • 河端 恵子
    明治ホールディングス株式会社
    株式会社 明治 執行役員、研究本部 研究戦略統括部長
    河端 恵子
    1989年、東京大学農学部農芸化学科卒、同年明治製菓株式会社入社。産業用酵素の研究開発にはじまり、栄養食品、美容・健康食品の企画・開発、食品成分の機能性研究、マーケティングに従事。2018年、株式会社明治研究本部技術研究所栄養研究部長などを経て、2022年より6月より現職。
  • 河村 泰貴
    株式会社吉野家ホールディングス 代表取締役社長
    河村 泰貴
    1968年生まれ。1993年株式会社吉野家ディー・アンド・シー(現:株式会社吉野家ホールディングス)入社。2007年4月株式会社はなまる代表取締役社長。2012年9月株式会社吉野家ホールディングス代表取締役社長(現任)。2014年9月(株)吉野家代表取締役社長(現任)。
FINALIST
  •  
    佐藤 亮
    Morus株式会社
    【代表】佐藤 亮
    食糧危機を救うカイコの機能性原料量産事業

    食糧危機を救うカイコの機能性原料量産事業

    カイコ量産工場建設による量産体制と世界最先端のカイコ研究機関の一つである信州大学のゲノム編集技術により低環境負荷な機能性原料を大量供給し、世界的な食糧問題を日本古来のカイコで解決することを目指す。
  • 日本ハム賞/リアルテックファンド賞
    加納 千裕
    ASTRA FOOD PLAN株式会社
    【代表】加納 千裕
    『過熱蒸煎機』による食品残渣のアップサイクル

    『過熱蒸煎機』による食品残渣のアップサイクル

    過熱水蒸気と熱風を併用した乾燥装置『過熱蒸煎機』により、従来コストの問題で処理できなかった野菜の芯や皮などの食品残渣をアップサイクル。連続式かつ省エネルギー稼働のため高効率生産・低コスト化を実現した。
  •  
    佐藤 拓己
    株式会社ビヨンドサイエンス
    【代表】佐藤 拓己
    腸内細菌にケトン体を生産させ酪酸菌を増やす

    腸内細菌にケトン体を生産させ酪酸菌を増やす

    新しいプレバイオティクスとしてケトバイオティクスを提唱する。もし腸内細菌の中でケトン体が生成され、そのエネルギー源となるとすれば、酪酸菌の増殖が促進され、腸内環境は大きく改善される。
  • SUZUMO賞
    森實 将
    ギフモ株式会社
    【代表】森實 将
    食べる喜びや幸せを実現するケア家電「デリソフター」

    食べる喜びや幸せを実現するケア家電「デリソフター」

    見た目や味を変えず肉・魚料理を圧倒的に柔らかくする調理家電を開発。噛む力、飲み込む力が低下している人でもケア家電「デリソフター」で調理すればいつもの手料理や市販の惣菜・冷凍食品が食べられるようになる。
  •  
    寄玉 昌宏
    株式会社Sydecas
    【代表】寄玉 昌宏
    あらゆる食の制限を超える蒟蒻由来の次世代フード

    あらゆる食の制限を超える蒟蒻由来の次世代フード

    食品のテクスチャーや水分率、栄養価コントロールが可能な「NinjaPaste」を用い、小麦粉・卵・乳製品などの代替食材開発を行っている。糖尿病・高血圧症・アレルギーなど様々な「食の制限」を超えることを目指す。
  • JT賞/マルハニチロ賞
    濃野 友紀
    株式会社FingerVision
    【代表】濃野 友紀
    触覚センサ付ロボットによる食材盛付けの自動化

    触覚センサ付ロボットによる食材盛付けの自動化

    「画像をベースに触覚を再現する」をコア技術とする。透明で柔らかい皮膚と小型カメラで構成されており、ロボットハンドの指先に搭載することで、ロボットは指先にかかる力や滑りを知覚できるようになる。
  •  
    定方 哲史
    脳育粉ミルク開発グループ
    【代表】定方 哲史
    子の脳の発達に影響を与える母乳の因子について

    子の脳の発達に影響を与える母乳の因子について

    母親由来の特定因子が子マウスの脳内の特定の細胞に結合し、脳の発達に影響を与えていることを見出した。ミルクにこの特定因子を含めることで、脳の発達や神経変性疾患の予防に関わるかについて検討を行う。
  • 明治ホールディングス賞
    原田 慈久
    あいすくらぶ
    【代表】原田 慈久
    常温で凍るアイス開発

    常温で凍るアイス開発

    0℃付近の氷と全く同じ性質を保ちつつ、コストのかからないアイスを10~20℃付近で実現する。まずは食分野と連携して技術を確立し、さらにはスケートリンクの維持費軽減、氷上スポーツのさらなる普及に貢献する。
  • シグマクシス賞
    宮下 芳明
    宮下芳明研究室
    【代表】宮下 芳明
    味覚メディアの創出

    味覚メディアの創出

    映像をテレビに出すように、味を再現する味ディスプレイ技術。舐めると味がするテレビ(テレテイスト)、味をダウンロードして自動で調味する家電(テレイート)、味を自在に変える食器などが実現。
  • サントリー賞
    鈴木 亮
    多糖ナノ粒子開発チーム
    【代表】鈴木 亮
    天然物由来多糖ナノ粒子での健康食品・ワクチン開発

    天然物由来多糖ナノ粒子での健康食品・ワクチン開発

    生薬などの煎じ液中に多糖ナノ粒子が存在することを見出し、本ナノ粒子が免疫担当細胞を活性化できることを明らかにした。現在、本ナノ粒子を利用した機能性食品の開発やがんワクチンへの応用について評価している。
  • 吉野家賞
    小川 幸春
    CUHORT
    【代表】小川 幸春
    コメの糖質消化性制御

    コメの糖質消化性制御

    コメの収穫乾燥調製時に特殊な熱操作を加えることで、コメの細胞組織の特性を調節する。これにより貯蔵デンプンへのバイオアクセシビリティを変化させ、米飯となった後の糖質消化性をコントロールする。
  • 最優秀賞/いいちこ賞
    萩原 大祐
    KOJI LABO
    【代表】萩原 大祐
    麹菌による代替肉が地球を救う

    麹菌による代替肉が地球を救う

    環境危機などを背景に、畜産に代わる食産業が求められている。伝統的発酵微生物である麹菌を有望な次世代タンパク源と位置づけ、消費者を惹きつける、美味しさや機能性を備えた、これまでにない代替肉を提案する。
FOOD TECH10/15開催
2023年度はこちら